10-01-22更新

半田市岩滑新田地区

半田市の北西部、田園地帯に童話作家新美南吉のふるさと岩滑新田があります.氏神神明社の祭礼には平井組「神明車」と奥組「旭車」の2輌の山車が曳き出されます.

山車祭りは大正初期に始まりましたが、当時の記録には平井組80戸、奥組45戸とあり、わずかな戸数で2輌の山車を建造したことがわかります.

昭和29年(1954)には祭りの担い手である青年会の解散により祭りは一時途絶えましたが、昭和52年(1976)に再び山車祭りが復活しました.

■祭礼日
4月中旬の土・日曜日
■交通
名鉄河和線半田口駅下車、または知多半田駅よりバス ・臨時駐車場なし
■見所
町内曳き廻しと神明社での神子、三番叟などの奉納

■山車詳細

平井組・神明車

奥組・旭車

彫刻詳細 彫刻詳細
大正4年(1915) 大正5年(1916)


岩滑新田の山車の上山には御簾が
懸けられます.(写真は神明車)


岩滑の2台と新美南吉記念館に勢揃い

神明社の近くにある童話作家
新美南吉の生家
参考資料:半田市誌他