知多郡南知多町内海地区春祭り

現在ではマリンリゾートとして有名な内海は、明治初年に吹越・岡部・中之郷・北脇・馬場・西端・東端・利屋、名切、楠、内福寺の11ヶ村が合併して出来た町です．その後さらに豊浜や師崎など近隣の村々との合併で現在の南知多町となりましたが、ここでは上記11ヶ村の旧内海町の紹介をします．
このように多くの村々が合併して出来た内海では、現在も各地区の氏神ごとに祭りが行われます．山車が集合することはありませんが、知多型外輪・古式知多型・上山のない知多型など個性豊かな山車が見られます．
かつては小規模の村々でも山車を保有していたようですが、現在この地区で祭礼で山車が曳かれているのは東端・吹越・岡部・馬場の４ヶ所４輛で、他に内福寺には現在休止中の１輛があります．
また、山車祭りを廃止した地区でも岡部・中之郷・北脇・馬場・内福寺にはからくり人形が遺されています．

■祭礼日

4月第1日曜日

■交通

名鉄知多新線内海駅下車　・臨時駐車場なし

■見所

山車の曳き廻しとからくり人形．