名古屋市中村区花車神明社祭〜車〜からくり人形

采振り人形

天保12年(1841)末広町・真澄作.平成18年後藤大秀復元新調.


旧人形

復元人形

二福~のからくり

恵比寿と大黒,それに宝袋(宝船)という縁起の良い組合せのからくりです.
恵比寿が鯛を釣り上げると,大黒が喜び打出の小槌で宝袋を叩きます.
すると袋から宝船が飛び出し、て動き回るというもの.
そのときの躍動感にあふれた恵比寿と大黒の様子も見所です.

恵比寿人形

作者・制作年不明.現在の人形は平成17年後藤大秀復元新調.

大黒人形

作者・制作年不明.現在の人形は平成17年後藤大秀復元新調.

宝船

通常は宝袋の形態で、大黒が槌を振り下ろすと真ん中から割れて宝船に変身します.
当初は簡素な造りであったのを昭和30年に七代目玉屋庄兵衛が現在の宝船に作り替えました.

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