嘉永5年(1852)岸幕善次郎によって建造(大改修か).それ以前の山車の記録は残っていませんが.大正10年(1921)には台輪新調を含め大改造されています.
昭和24年(1949)には江原芳兵衛、彫常によって改修が行われました.
随所に施された立川流の彫刻が見事で、特に壇箱「ハンカイの門破り」や脇障子「風神・雷神」は立川和四郎冨重の傑作で、芸術的評価が高いとされています.
この脇障子は大事にされており、山車の曳き廻し時には同じ意匠の初代彫常(新美常次郎)作の「風神・雷神」と入れ替えるという念の入れようです.
立川和四郎冨重と初代彫常の2組の脇障子、並べて観察しても、その判別が難しいほどで、彫常の技量を知らしめる作品となっています.
高欄部には螺鈿の装飾で飾られています.
殿海道山のサヤは八幡社の直下にあるために、本楽祭の坂下ろしでは参道を下ることなく、サヤ前に直行します.そして南山が「龍神祈祷」を終えたのを確認してからサヤ納めとなります.
水引幕
大正5年(1916) |
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八幡社参道 |
平成21年坂上げ |
平成22年坂上げ |
坂上げを山車の上山から撮影.(平成20年) |
平成20年坂上げ |
平成16年坂上げ |
平成18年坂上げ |
平成21年坂上げ |
平成20年坂上げ |
平成17年坂上げ |
平成15年坂上げ |
平成18年坂上げ |
平成22年坂上げ |
坂上げ仕様の源氏車 |
坂下ろし |
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坂下ろし |
山本から地離れする前に脇障子を交換 |
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綱せり |
源氏車側面 |
源氏車正面 |
第6回はんだ山車まつり |
第6回はんだ山車まつり |