12-01-11更新

半田市上半田ちんとろ祭り

水辺に幽玄の美が浮かぶ

住吉さんと人々から親しまれる上半田の住吉神社は、かつて入水下神社、入水下社住吉大明、入水神社とよばれ、海運の神である住吉三神と仲哀天皇・神功皇后が祀られています.

この住吉神社の祭礼には北組唐子車と南組福神車の2輛の山車が曳き出されます.
また、住吉神社の祭礼は「ちんとろ祭り」の名が示すように、境内の宮池にはもう一つの祭りの主役、北組「住吉丸」、南組「入宮丸」2隻の「ちんとろ船」浮かべられ、船上の舞台では小児による三番叟が演じられ、宵祭りには打ち上げ花火や金魚花火などが催され多くの人で賑わいます.

■祭礼日
4月中旬の土・日曜日
■交通
名鉄河和線住吉町駅下車 ・臨時駐車場なし
■見所
雁宿公園の桜に山車の曳き廻し.宮池畔のちんとろ船と三番叟奉納、宵宮の花火.

■山車詳細

北組・唐子車

南組・福神車

北組・住吉丸

南組・入宮丸

山車彫刻1 山車彫刻1 ちんとろ船と三番叟
山車彫刻2 山車彫刻2
大正12年(1923) 大正2年(1913)

住吉神社の南組「福神車」と北組「唐子車」


提灯で飾られた宵宮の山車
宵宮の宮池に浮かぶちんとろ船と花火
津嶋神社
山神社


雁宿公園付近

宮池
参考資料:半田市誌、はんだ山車まつりガイドブック他