半田市上半田地区〜北組「唐子車」〜山車彫刻1

壇箱「三韓征伐宝物受取りの図」

初代彫常 大正12年

神功皇后が九州の熊襲征伐後、神託を受け新羅(現在の韓国)を平定します.
この彫刻は新羅の使者から宝物を受取る場面で、左側に2名の新羅の使者、中央に宝物.そして、扇を持って使者に対峙する神功皇后と、皇后に従う武内宿禰が描かれています.

神功皇后は、住吉三神(底筒男命、中筒男命)、夫の仲哀天皇とともに住吉神社の祭神となっています.

神功皇后

武内宿禰

壇箱猫足

北斎漫画の「家久礼里(かくれさと)」より「鼠の宝引き」.黒檀に彫られています.

脇障子

「須佐之男命」「日本武尊」
初代彫常
大正12年

須佐之男命

日本武尊

蹴込
「唐獅子に手まり」

初代彫常
大正12年
手まりは籠彫りです
山車彫刻2