トピックス2003

03/03/22


有馬白匠要治師工房
 亀崎での逗留2年余りの有馬白匠要治師.田中組「神楽車」のサヤを改造した工房で、神楽車の彫刻修復作業が行われていました.
 雨にたたられた乙川祭りの日にお邪魔してきましたが、「産地直送実演販売風」ガラス張りの工房は、外から作業の様子がよく見え、さぞかし地元の人の関心を集めた事でしょう.
 明治43年尾張三社にて転倒した際の破損や応急的な修理や老朽等で欠損した彫刻は、立川常蔵昌敬の下絵と照らしあわせ修復.その数は200点に及んだそうで、気の遠くなるような作業です.
<有馬白匠要治師略歴>
 昭和28年山口県徳山市生まれ.昭和48年技能五輪山口県代表に選抜、同年富山県井波町の南部白雲師に師事する.
10年の修行後、独立して山口県小郡町にて工房を開く.
 知多半島での主な作品に、亀崎西組「花王車」前山鬼板、下半田東組「山王車」台輪木鼻、岩滑新田平井組「神明車」高欄蹴込、阿久比町大古根「八幡車」蹴込などがあり、他にも多くの山車彫刻の修復を手掛けている.

修復された上山蟇股の
「親子龍」
これは修復前の姿.
髭、角など細部が欠損
していた.

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