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西枇杷島まつり〜東六軒町・泰亨車

 橋詰町など三台の山車からやや遅れ,文化2年(1805)に建造されていますが,改造がほとんどされておらず,建造時の姿をとどめているといわれます.
 青龍・朱雀・白虎・玄武の四紳の彫刻が目を引きます.
 からくりが変わったのは文政5年(1822)からで,現在の人形は天保から嘉永年間(1830〜1853)にかけて制作,修理,改造されています.
 また,かつて使用されていた采振り人形は,名古屋東照宮祭の伝馬町・林和靖車の采振りを文化8年(1811)譲渡されたものです.これは享保18年(1733)に制作された,この地方に残る最も古い人形とされ貴重なものです.現在名古屋市博物館で保管されています.
からくり人形 山車幕と山車彫刻・惜車




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