[鳴海表方祭]−[作町] | |
天保8年(1837)の創建といわれ, 単層の唐破風屋根の前方に庇を持ち,大屋根は左右3本づつ計6本の茶漆塗りの角柱によって支えられます.その庇の柱は黒漆塗りの金箔模様角柱になっています. 建具は柳障子8枚,前棚4枚,腰張りは菊などの花を大和絵風にあしらった杉の柾目板が使用されています. 屋台を飾る彫刻は,正面に金箔押しの唐獅子で,欄間には波に千鳥の彫り物がはめ込まれています. また天井左右欄間4面の龍や大屋根前後の鳳凰の懸魚,桁隠し,太瓶鰭など脇障子を除きすべて金箔で仕上げられた彫刻で飾られます. これらの彫り物には瀬川治助重定署名が彫り込まれたものが多く見られます. |
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正面 |
唐破風大屋根前の庇にも鬼板 |
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