[鳴海表方祭]−[根古屋] | |
天保10年の建造で,作町と同様前後村の大工藤助の作といわれます. 屋台の構造も基本的に作町と似ていますが,前面の庇は懸魚・鬼板を持った唐破風で,大屋根とで二重の唐破風屋根となっています.台輪の木鼻をはじめ建造当初の形状がよく残されています. 大屋根は6本の茶漆の角柱で支えられ,庇は茶漆塗りの2本の丸柱であり,前面は解放感のある作りとなっています. 彫り物は多くがが瀬川治助重定の作で, 根古屋の山車の彫り物には金箔仕上げではなくなく素木が多く見られます.これも作町とは大きく異なる点です. |
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大屋根と庇とで構成された二重の唐破風 |
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