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この山車は,文政6年(1823)から文政9年にかけて建造されたようです. からくり人形は,恵比寿・大黒2体によるもので,恵比寿が鯛を釣り,大黒が小槌で袋を叩くと中から宝船が現れるという仕掛けです.これは,東照宮祭の長者町・二福神車の人形を模したもののようで,中村区の二福神車などでも同様なからくりが見られます. 大幕は猩々緋の他に特別の時にだけ使用される緋と紺の金襴の幕を保有しています. 金5輛で西枇杷島から譲り受けたと伝えられますが詳細は不明(名古屋市山車調査報告書7による) |
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前棚人形の唐子 |
恵比寿と大黒 作者不明 平成13年二代目萬屋仁兵衛修理 |
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宝袋変じて宝船になる |
猩々緋の幕 |
緋と紺地の幕 |
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