半田市乙川地区〜南山「八幡車」〜山車彫刻2

前山蛙股
「牛若丸に天狗」

初代彫常

前山鬼板

初代彫常

前山懸魚「松に鷹」

初代彫常

上山鬼板

上山懸魚
「鳳凰」

上山全景

上山木鼻

堂山蟇股は近江八景です.
近江八景は琵琶湖南岸八ヶ所の景勝をいい、この景色の選定については諸説があります.

室町時代に中国・洞庭湖の瀟湘八景にちなんで思い思いに選んでいたものを、近衛政家の提案で後陽成天皇が決めたもの.或いは江戸初期の関白近衛信尹の選定ともいわれています.

多くの文人や墨客によって詩歌や絵画に表現され、特に歌川広重の『近江八景』が有名です.
八幡車では左右の側面に3景ずつ、後面に2景で近江八景が表現されています.

堂山蟇股
「近江八景」

比良暮雪
(ひらのぼせつ)

イ通り1

堂山蟇股
「近江八景」

石山秋月
(いしやまのしゅうげつ)

堂山蟇股
「近江八景」

瀬田夕照
(せたのせきしょう)

堂山蟇股
「近江八景」

唐崎夜雨
(からさきのやう)

ハ通り1

堂山蟇股
「近江八景」

粟津晴嵐
(あわづのせいらん)

堂山蟇股
「近江八景」

堅田落雁(かたたのらくがん)

堂山蟇股
「近江八景」

三井晩鐘(みいのばんしょう)

ロ通り1

堂山蟇股
「近江八景」

矢橋帰帆(やばせのきはん)

この彫刻は現在使われていない堂山の彫刻です.

上山天井

早瀬長兵衛(伝)