[尾張の山車まつり]−[祭吉の山車祭講座]−[彫刻の題材〜近江八景] |
山車彫刻では半田乙川南山堂山蟇股や知多北粕谷壇箱、半田成岩東組壇箱蟇股、半田岩滑新田平井組堂山蟇股、阿久比宮津南組壇箱蟇股、常滑瀬木壇箱猫足などに見られます。八仙人の様に八つあり、堂山蟇股など納まりがよく、古くから用いられた題材です。 半田乙川南山堂山蟇股や知多北粕谷壇箱(亀崎西組旧車)は塗りですし、半田成岩東組と常滑瀬木壇箱猫足は素木ですが夫々上半田の旧車のもので東組は北組(弘化年間)瀬木は南組(天保年間)です。 分割配置された近江八景 半田乙川南山や半田岩滑新田平井組のものは堂山蟇股、半田成岩東組や阿久比宮津南組のものは壇箱蟇股という八面の空間に夫々配置されています。 常滑瀬木壇箱猫足も斗形蟇股様の猫足(講座猫足参照)で八面に同様に配置されています。これらは個々に配置され夫々の風景の判別が容易です。 統一配置された近江八景 知多北粕谷のものは壇箱という形態上、一面に統一して配置してあります。一面に配された関係で判別がしにくいです。欄間彫刻では一面に彫られますが、山車彫刻では珍しいと言えるでしょう。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
個々の八景の特徴
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
nova注:唐崎の夜雨の画像が用意出来ませんでした.後日追加します. |
[尾張の山車まつり]−[祭吉の山車祭講座]−[彫刻の題材〜近江八景] |