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山車彫刻としての七福神は一般的なものと同様です。七の数が当てられたのは「七難七福」という仏教経典の文句に由縁するといわれます。中国道教に日本の七福神によく似た「八仙人」がありますが逸話ではこの八仙人が日本に来て七福神になったとされます。 八仙人渡海図といった八仙人が舟に乗って海を渡る姿が絵に描かれたりしますが、日本でいう宝船に乗った七福神といったところでしょうか。一人少ないのは李鉄拐仙人が良い体を探しに中国にとどまったからといわれます。(この鉄拐の逸話は後日) 鍾馗が入る七福神には唐子が二人いたとされ、山車彫刻に見られる八福神の唐子に通じるものもあると考られます。
七福神の山車彫刻では壇箱、前山蟇股、堂山蟇股などに見られる。堂山蟇股は左右に三面づつ、後ろに二面で計八面になりますが、八仙人では具合いが良いですが七福神では一面余ってきます。その残り一面に唐子を入れて八福神とした亀崎田中組の神楽車や宝船を入れた下半田東組山王車などがあります。各福神の解説は随時していきます。 |
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