No.20a |
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場所:常滑市坂井 | |
日も暮れ,提灯にも灯が入った.しかし山車は坂の途中に止まったまま. 動く気配は.........ある. 今にも動き出しそうに,梶方は梶棒につき,ハンド係りは綱を持っている. 春とはいうものの海岸に近いここは,風が刺すように冷たい. 足下からくる冷気に思わず足踏みをする.そんな事をしても腰に付けた万歩計の数値が上がるだけなのだが,ジッとしていられない. もう小一時間も待っただろうか...... しびれを切らし,聞いてみることにした. 「あの〜,何時になったら坂を上がるんですか?」 「さあ,上がる気になれば上がるけど,この分じゃまだまだだなー」 あかん,もう限界じゃ. 帰る前に神社の境内を一回りしてみたら, そこには恐ろしい光景が..... 見ていけないものを見てしまった後悔の念にさいなまれる私でした. webで公開しようか悩みました. 実は上の写真はダミーというか,どうでもいい写真(だからモノクロだったりして) とても不思議な写真ですから,悩んだ末に,思い切って皆さんにもお見せする事に決めましたが,ご覧になっても他言は無用に願います. そして,夜間一人での閲覧,お子さまや高齢の方,体調の悪い方はご遠慮下さい.(出口) では,興味のある方だけ心してご覧下さいませ. |
[尾張の山車まつり]−[今週のアングル2002]−[20a] |