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「ゲホ,ゲホ」
「大丈夫でっか?恵比須どん.顔が真っ赤でっせ」
「大黒はん,あんたこそガングロ顔がススまみれ,黒光りしてまんがな.」
「けむりで何も見えしまへん.誰や,こんな事すんのは?わてら狸やおまへんで!」
「隣におった何とかいうやっちゃおまへんか?」
「たけ...たけ....たけのうち.....ホレ,何やったかいな?」
「竹野内豊!」(※下記注)
「ちゃうちゃう.そりゃ役者やがな」
「ほやったなぁ.あ,そうや,たけのうちすくね(武内宿禰)や」
「そうそう,そのつくねと神功皇后はんや!」
「わてが,文句言うてきたりまひょうか?」
「やめとき,何やら取り込み中のようやで」 |
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「お隣のおデブさんたち,何か言うてはりまっせ.わてらのことやおまへんか?」
「そやさかい,ココではやめとけ言うたやろ」
「けど,今日はまた仰山のけむり出しはったもんでんな」
「火薬の量を間違えてもうた......」
「何も見えへんから,この隙に隣の宝袋パクってきたろか?金持ちになるで」
「あかん,あかん,それより,この魚持って行ってあやまりにいきなはれ」
「そやそや,『サンマ焼いとって煙が出てもうた』って言うんやで.」
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作者注:登場人物は全て実在します.
フィクションではありません.みていた私には,確かにこう言っているように聞こえました.
でも,何故か関西弁で......
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