やっぱり,祭りに酒は付き物でしょうね.山車の横に樽酒がくくりつけてあったりします.
話は突然変わって,時は慶応元年(別にいつでもいいんだけど),ところは知多郡大里村(現・東海市大田町).酒に目のない石吉は嫌がる鶴爺と勝太を無理矢理付き合わせて大里のまつりにやってきたのだった.
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これこれ、これが楽しみで来たんだで...鶴爺さん先に飲みゃ〜. わし、甘党だで、あんまり飲みたにゃ〜が.
と言いながら、柄杓で湯飲みに少しすくって飲む鶴爺
で〜りゃ,うみゃ〜〜〜!
ほーか、ほーか.そんなにうみゃ〜か!どれどれワシも.
一口飲んだ途端、吹き出してしまった石吉
げーっ!何じゃコレ.砂糖水だがや.
うみぁ〜、五臓六腑に砂糖水がしみわたるぅ!
...........
言葉も出ない石吉.すると、遠くで勝っぁんが鶴爺を呼ぶ
お〜い.鶴爺さん.
おや、いつの間にか勝っぁんがおらんと思ったらあんなトコに.どうした勝っぁん. こっちの樽はぽかりすぇっとだぎゃ〜!
甘党の鶴爺と勝っぁん大喜び.タダ酒を思いっきり飲もうと思った石松、大むくれ!
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何と、大田の山車の樽には砂糖水やポカリスエットが入っているらしいです.私は、飲んだこと無いから嘘か本当かは存じませんけど.(保存会で聞いたらホントらしいです)
だから、中学生や高校生がひしゃくでゴクゴク飲んでもいいんですよ.
だけど、間違えてもお隣横須賀の山車の樽は駄目ですよ.あれはお・さ・け!
疲れた時には甘いものといいますが,山車を曳いて疲れた体に良いのは果たしてお酒か砂糖水か?
novaはどちらもイヤです.(なお,登場人物は全てフィクションです.) |