[尾張の山車まつり]−[今週のアングル2000]−[番外編] |
番外編 |
|
|
||
何を思ったか、今まで見向きもしなかったパソコンを買ってしまった私の友人A君. わたしの巧妙な誘導尋問に、問わず語りに吐露した彼の本心は案の定、世の中の流れ.... 超弩級の頑固な性格ゆえ、勤務先で若い部下に教えを請うのはまっぴらゴメンとばかり、大量の解説書と私の毒舌助言であっという間にエクセルやワードは扱えるようになりました. さて、次の課題はといえば、Eメール! 試しにメールを送ってくれとの電話に、素直に長大なメールを送信すると.深夜、突然に携帯が鳴って『メールまだ届かないぞ!』 温厚な私は、怒りと眠気をかみ殺し『判ったから寝ろ!もう夜が明けるぞ』と言うのが精一杯. その数時間後、眠い目をこすりながら貴重な休日を費やしT市へ向かう. 彼が言うには『昨日からずっとパソコンをつけているけど、まだメール届かないぞ.Eメールってこんなに時間がかかるのか?』 『.......』眠い頭をフル回転させて症状を整理してみる. 『すると何かい?A、お前回線接続させずに、ずっとパソコンの前でメール待ってたのか?』 『そうだよ、当たり前だ.パソコン切ったらメールが届いたか判らんだろ!』 『あのね、お前.メール受信するにはプロバイダに繋がんといかんのだョ』 賢明な皆様は既にお気づきかと思いますが、彼は大きな勘違いをしていたのです.電話(携帯電話も)は着信すれば、鳴ってしらせてくれます.FAXだって自動的にプリントします.だから、彼はメールが届いたら、電話が鳴ってパソコンのメールソフトに着信メールが表示されるものと信じていたようです. これはまた,中途半端な理解をしてしまったものです. なおも彼はいいます.『携帯のメールは着信したら鳴るぞ!』 『ウ〜ン.....』確かに一理あるな. プロバイダに接続してメール受信するということは、来ているか判らない手紙を郵便局まで取りにいくようなものだと. 『インターネットとはこういうものなのだ!』と無理矢理納得させ、はや1年余り.A君は仕事でも、趣味でも自称パソコンバリバリで、インターネットもスイスイなのだそうな. しかしAよ.私のホームページを隅までしゃぶり尽くしてくれるのは嬉しいのだがね. 『あの新しいページはリンクが切れてるぞ』 って、電話してくるのは止めてくれないかな.メールにしろよ、メール! そういえば、あれ以来彼から一度もメールは貰っていない.ひょっとして彼はまだ.... |
[尾張の山車まつり]−[今週のアングル2000]−[番外編] |