浜辺に目を移すと怪しい人物が一人.
近くにいた女性が慌てて逃げ出したのがさらに怪しい.
双眼鏡を覗くと・・・
あっ!
何か儀式のようにも見えるが、一心不乱に何をしてるのだろう?
しばらくすると、バナナ仙人の仙術だろうか
頭からバナナが生える事案がいたるところで発生しはじめた
子供の頭にバナナ
オジサンの頭にバナナ.
決してチョンマゲではない・・・
別のところでも異変が発生しはじめた.
ついにバナナ仙人が動き出したのだ.
三味線の胴がバナナ色に変化してしまった.
マイクもいつの間にかバナナになってしまった.
奇っ怪なのは、本人は気が付いていないことだ.
自分の声に酔いしれているのか、ひたすら傀儡師の一節を謡い続けるのであった.
さらに大事件が発生
傀儡組の台輪にバナナの葉が描かれてしまった
これには烈火の如く怒り狂うカメ仙人であった
なにせ傀儡組の宝なのだから
「許せん、バナナ仙人っ!」
待て、早まるなと皆で止めに入るが
こんなときのカメ仙人は手が付けられない
大勢を引きずりながら突進しようとするのだった
しかし、アンタ
バナナ仙人の居場所を知っておるのか?