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津島秋祭り〜小之座「獅子車」 

 現在の山車は天保年間に改造されています.
幕は,舞楽を題材にしたもので,大幕正面には羅陵王,側面は舞楽面を刺繍しており,水引幕は金糸刺繍の上に舞楽楽器を刺繍した贅沢なものです.
 張州雑志では於之座とあり,四本柱内に布袋が布袋を背にして座っている姿が,またその前面には出樋があり,獅子舞の唐子二体が描かれています.
 現在のからくりも,当時とよく似た獅子舞の唐子で主題は変更されていないようです.天王祭り大山の伝統を受け継ぐ,出樋の上でからくり演技を行なう古い形式のものです.

(現在祭礼には不参加)

水引幕
「金糸で縫いつぶした上に舞楽楽器の刺繍」

大幕は,前面に羅陵王の金刺繍.
側面は舞楽面の金刺繍.それぞれの面の色が違うという凝った刺繍です.

からくり人形
「獅子舞と唐冠の太閤さん」
出樋上で操る「獅子舞」を太閤が愛でます.
獅子舞唐子2体.唐子1体.太閤


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