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津島秋祭り〜小中切「宮車」 

 山車の屋根が「前後唐破風左右むくり破風」という,非常に珍しく特徴ある形態をしています.屋根棟の左右には鯱が飾られており,寛政10年(1798)に,豊場幸吉が寄進した鯱が残されていることから,山車の建造もおよそ,その頃ではないかと推定されます.
 また、山車中段(屋台枠)の後部には、火灯窓がありこれも珍しいものです.
 からくりは上層に神官が立ち,四方を拝してから上体を前に倒して住吉明神のお社に変身するものです.

水引幕
「薄茶地に唐獅子・鳳凰の金刺繍」
からくり人形
采振り人形
「住吉明神が社殿に変身」 安政4年(1857) 5代目玉屋庄兵衛


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