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犬山祭〜枝町・遊漁神〜からくり人形


 恵比須様が荒磯の岩の上に腰を下ろし、釣りに興じています。右手に釣竿を持ち、左手を額にかざし、遠く魚の群れを探しています。お供の子供(唐子)が、魚の群れを磯近くに追い込みます。やがて大鯛、小鯛が現れて、辺りを泳ぎ始めます。恵比須様は、釣り損ねをしながらも、遂に見事な鯛を釣り上げます。首を大きく左右に振って、大変喜びます。唐子も、釣り上げた鯛を抱いて、うれしそうに辺りを跳びはねます。そして、生きの良い鯛に苦労しながら「びく(釣った魚を入れるかご)」に鯛を納めたところで、からくりは終わります。
 鯛を釣り上げた時の恵比穎様の表情の変化が1つの見所となっています。

幣振人形

 三番叟人形です.犬山13台の車山で,現在前人形を載せているのは,この枝町と余坂「宝袋」,そして平成9年に復活した魚屋町「真先」の3台のみです.
 13台の車山の先頭を安全祈願の御祓いをしながら巡行します.

恵比須 お供の唐子
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