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犬山祭〜中本町・西応母
〜からくり人形
昔、中国の崑杏(こんろん)山に西王母という仙女が住んでいて、不老不死の仙桃を食べて、3千年もの長寿を保っていました。ある日、仙女が仙桃を採ってくるように唐子に命じると、唐子は直ちに大木に登り、枝から枝へと回転しながら飛び移っていきます。そして最後に巻物にぶら下がって、そのまま台の下に沈んで一旦姿を隠したかと思うと、再び現れ、逆立ちをして「瑤台」と書かれた額に変身します。
唐子が、手と足を使って1の枝、2の枝、3の枝と段違い平行棒のように渡っていく様子が見所で、離れからくりのひとつ「綾渡り」と呼ばれています。
天保4年(1833)
綾渡り唐子
西王母
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