からくりは、3体の唐子人形で展開されます。最初にお囃子に合わせて,蓮台の上にいる唐子が立ち上がると、それに向かって大きい唐子が進んでいきます。
大きい唐子は蓮台の唐子を肩車で竹の棒の所まで運んでいきます。唐子はそれにつかまり、ぶらさがると、大きく体を回して鉄棒の大車輪のように回転します。2回転すると、再び、大きい唐子が現れて、唐子を肩車に乗せて元の蓮台の上に戻します。
その間、もう1体の唐子はその様子を見ながら、小太鼓を打ち鳴らし応援しています。
唐子が竹の棒を使って大車輪するところと、唐子と唐子の合体や離れ技が見所です
安永4年(1775)文吉離三作 |
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