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犬山祭〜魚屋町・眞先〜からくり人形


 日蓮人形が、礼拝を終えて座っていると、天上にある星が割れて、天女が現れます。そして天女の唐子が、6本の乱杭を、高下駄をはいて、1段ずつ上がっていき、最後に、梅の木にかかった巻物に飛び移り、巻物が開かれると、そこには「日月」の文字が現れます。「日」「月」の文字と中から天女が現れる「星」の三つが揃うことから、別名「三光車(さんこうしゃ)」ともいわれています。
 6本の乱杭を、唐子が支えもなく渡り歩いていく技は見事で、離れからくりといわれ、「乱杭渡り」の名で呼ばれています。
名古屋藤吉(竹田藤吉)作

   前人形「眞先之介」  平成9年から復活しました.
九代目玉屋庄兵衛作

日蓮人形
安永3年(1774)
天女

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