からくりに使用する甕は2つあり、山車に載せられている甕は、昭和49年の人形修復と同時期に新調されたものです. 現在からくりの練習用として使用している甕(右の写真)は内側の墨書から竹田源吉が制作した初代の甕であることがわかっています. 甕は竹で編んだ上に布を貼り、彩色されています.
上記甕内に残される墨書 「細工人 竹田源吉清可 「弘化二年己十二月・・・」と竹田源吉の名が見えます.
山車に載っている甕は昭和49年人形の修復と同時期に新調されたもの.
山車の下からはほとんど見えませんが、甕が割れたところです.