[知多の山車館]−[岡田祭]−[奧組] | |
岡田祭り〜奥組「風車」 |
堂山柱の彫込み及び前壇裏の墨書により文久元年(1861)の建造と推定されます. 明治初期までは道路が狭く山車の仕組みは3組ともに「大門」前で行われていて,大門前まで山車を担いできたというので, 『くるくると 廻る車を 引きもせで えっさもっさと づるぞおかしき』 という狂歌が山車の柱に記されていたといいます.山車の部品の入った箱の両側に紐がついており,これに担ぎ棒を通して大門まで運んだそうです. この山車の上山昇降は,せり上げ車(滑車)によらず人力で上下させる方法です. |
|||||||||
|
|
||||||||
水引幕 「茄子紺朱子に黄金龍のラメ張り」 |
||
追幕 「緋色羅紗地に牛若丸と天狗の刺繍」 岡田で追幕を飾るのはこの奥組のみです. |
||
雨除け この山車の上山には,油障子で出来た雨よけの庇(ひさし)がついています. また上山(屋形)の垂木は二軒吹寄垂木と呼ばれる型式です. |
|
Copyright(c) 1998-2003 nova OwarinoDashimatsuri All right reserved | ||
[知多の山車館]−[岡田祭]−[奧組] |