04-04-29

徳川園は名古屋市東区にあり、現在徳川美術館とともに整備が行われており、11月2日の完成を前に1日だけ工事中の園が特別公開されました.
徳川園自体は山車祭りとは関係ありませんが、ここは尾張2代藩主徳川光友公の大曽根下屋敷として造営され、のちに光友公の隠居所となったところです.光友公は横須賀町方生みの親であり、「神楽小僧の横須賀まつり訪問記」でも登場する人物です.
13万2千坪(ナゴヤドーム9個分だそうな)の広大な池泉回遊式の日本庭園は光友公のスケールの大きさを感じさせるに十分でした.
出来町・筒井町からも近いので、いつか天王祭の山車が園内を曳かれる光景を見たいものです...


この季節、都心とは思えない緑がイッパイです.

この大池は完成の際には水で満たされ、この
景色も今だけです.

亀に似ている...

何の花だか....花の名前はさっぱり(^_^;)

大滝


これが『龍門の瀧』です.東京の尾張藩江戸屋敷跡から発掘され、譲り受けたものです.
広報なごやによると「小川を飛石伝いに渡りきったとたん、滝から一気に流れ落ちてきた水が急流となって飛石を飲みこむというしかけで、人々を驚かせることが好きだった『大名のこころ』を今に甦らせたもの」だそうです....(ちょっと意味不明な文章ですが、はたしてどんな仕掛けなのか完成が待たれます)

徳川美術館.森高雅の「東照宮祭礼絵図」が展示されています.

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