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筒井町天王祭

04/06/04更新

 名古屋の夏祭りの先陣を切る筒井町の天王祭には,2台の山車が町内の無病息災を願い奉曳されます.
 この山車は,尾張徳川家菩提寺であった建中寺門前の神皇車と商店街の東側情妙寺前の湯取車で,ともに華麗な大幕を身にまとい,賑やかに筒井町の商店街・住宅地を曳き廻されます.
 祭りの由来は,天保年間にこの地で疫病が流行し,それを鎮めるために津島神社(愛知県津島市)より御札を受けてから祀ったのが始まりと言われます.
 湯取車は旧東照宮祭に曳かれていた由緒ある山車で,また神皇車もかつては三之丸天王祭の見舞車として伝えられてきた山車を譲り受けたものです.

山車の詳細
神皇車詳細 湯取車詳細
神皇車のからくり1 湯取車のからくり
2003筒井町天王祭
'2001年神皇車の祭り模様 '2001年湯取車の祭り模様
2000年神皇車の祭り模様 2000年湯取車の祭り模様
'99神皇車の祭り模様宵祭り '99湯取車の祭り模様宵祭り
名古屋まつり山車揃 名古屋まつり山車揃
建中寺前の須佐之男社 情妙寺前の須佐之男社

■平成14年


湯取車(手前)と神皇車の出合

夜の出合
参考資料:「名古屋市山車調査報告書1」名古屋市教育委員会発行
       「名古屋の文化財下巻」名古屋市教育委員会発行
       「東区の山車」名古屋市東区役所発行
       神皇車保存会発行パンフレット・他
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