[尾張の山車館]−[富部神社] | |
99-10-30更新
名古屋市南区呼続の富部神社は「尾張名所図絵」に蛇毒神社として描かれており,蛇毒神天王社とも戸部天王とも呼ばれていました. 創立はわかっていませんが,慶長8年(1603)国主松平忠吉が祠を現在地に移し,慶長11年清洲から現在の社殿を移し建てられたといわれます.(南区の歴史探訪より) 歴代尾張藩主の崇敬厚く,本殿は当時の姿をそのまま伝えており国の重要文化財に指定されています. 神社境内の保管庫には高砂車と呼ばれる車楽(だんじり)が1台保管されています.車体も古くあまりに高い車高のため,昭和12年名古屋で開催された「汎太平洋博覧会」に曳かれた翌年頃から,道路事情などで曳くことが不可能になりました.現在では上層部を外し保管されています.10月の大祭には保管庫が開けられ能人形など飾り付けられて一般公開されています. |
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高砂車(名古屋市指定有形民俗文化財)享保12年(1727)建造
車輪 |
太い曳き綱 |
側面 |
倉の片隅に保管の上山 上層部の屋根か |
寂しいことですが,保管庫 から出られません. |
能人形
尉 |
姥 |
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