名古屋市中村区花車神明社祭〜唐子車

旧広井村9輌の見舞車のうちの1輌で猿猴庵日記(金明録)には文政4年1821)には既に山車を保有していたことが記されています. 現在の山車は保存されている山車の部品箱から天保12年(1841)に建造されたと思われます.

からくり人形は惜車(装飾歯車)の付いた蓮台がせり上がり、唐子が梅の木に飛び移って倒立して太鼓を叩くもので、2体の唐子で演じます.
他に大将人形(名称不明)と文政9年(1826)に作られた麾振り唐子の計4体のからくり人形が乗せられており、これらの人形は制作当時のままです.

平成11年(1999)に空木立ちを新調.

水引幕「雲紋の金襴」
前棚側面
前棚正面の唐獅子

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