上の写真は平成19年の宮津のまつりです.
実は、この年の「まつり紀行」にはこの宮津の祭りは掲載されていません.
でも、間違いなく私は宮津には行っていますし、写真もご覧の通り撮っています.
なぜかって?
怖かったのです.
夜になって半田からこの宮津に立ち寄りました.
車を降りたときからどこか変な空気が漂っていました.
物音一つしないのです.
祭りなら遠くからでも太鼓や笛の音が聞こえるはず.
でも....
宮津の町はシーンと静まりかえっていました.
あれ?また日程間違えたかな.
と一瞬思いましたが、まぁ、ここまで来たのだからと熱田神社へ行ってみました.
で、目撃した光景が上の写真のように
確かに境内に山車は2輌止まっていました.
でも、物音は一切聞こえません.
まるで狐につままれたようです.
境内に人っ子一人いません.
これは変だよな....
夢か幻か.
念のためフラッシュを光らせて写真を撮ってみました.
何かわかるかもしれない.
境内は明るく写りましたが、やはり誰もいません.
怖〜.....
私は一目散に熱田神社から走って逃げました.
後ろも振り返らずに.
こんなこと言っても、きっと誰も信用してくれないだろう.
私は決心しました.
見なかった事にしようと.....
だからまつり紀行には平成19年の宮津のまつり紀行がないのです.
そんなことあるわけ無いですよね.
そっと山車の裏を覗いたら留守番がいました.
他の人は多分山元さんとこか、祝い込みにでも行ったのでしょう.
え?まつり紀行に載せなかった理由ですか?
それは......
今週のアングルで使いたかったから. |
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