はんだ山車まつりを10倍楽しく見る方法

07-09-09更新

8月から開講されてきた半田市の生涯学習講座「はんだ山車まつりを10倍楽しく見る方法」の第3回目「山車のからくり人形とその演技にまつわる歴史エピソード」の様子です.
講座の前半の会場を亀ア西組組事務所で桜花唐子遊び、後半を田中組組事務所にて傀儡師の解説と実演が行われました.

西組の上山からくり人形は、綾渡りの桜花唐子遊びです.まず事務所稽古場に設置された、その桜の木の大きさに驚きます.
普段は遠く高い山車の上山で演じられるからくりですから、室内で見ると桜も巨木に見えます.
綾渡りのその原理・機構をエピソードを交えながらの解説をでした.
また、間近で見る機会のないからくり人形を、しかも衣装を着せず綾渡りをするスペシャルサービスは見ものでした.
(ここをご覧になる方ですからからくり機構はご存じでしょうが、一応敬意を表して人形本体にはモザイクをかけさせていただきました)
この日は西組のみゴマ掘りでした.

会場を田中組に移して今度は傀儡師です.実演の前に傀儡師の歴史的考察と予備知識などを解説いただきました.
昨年の大河ドラマのシーンや能の舟弁慶をビデオを交えながらの説明は興味深いものでした.

傀儡師の実演です
希望者に知盛や傀儡師の操作体験.
残念ながら女性は見るだけです. 早くやらせてくれぃ!