<特別展>からくり人形はかたる    
           木偶師二代目 萬屋仁兵衛

08-06-15更新


 からくり人形師、二代目萬屋仁兵衛氏。春日井の工房で日々、各地の祭礼用山車からくり人形の修復や新作の製作に精進されています。
 からくり技術が発達したのは江戸中期、飛騨の高山まつりは有名ですが、尾張名古屋の祭りにもたくさんの山車が登場し、からくり技術が発展しました。腕ききの職人が集まり、技を磨いたのです。部品は全て分解・組み立て式の手作り、精巧な仕掛けと細工は、世界中が注目した「最先端技術」。伝承は非常に難しく、現在、日本全国探しても「からくり人形師」をなりわいとするのは数軒しかありません。
 最先端のロボット技術の話題とともに耳にする「ものづくり名古屋」という言葉、その原点ともいえる、「伝統」と「技」。その素晴らしさと「祭り」の雰囲気をどうぞお楽しみ下さい。(同展パンフより)

・会期 平成20年7月1日(火)〜8月10日(日)
・時間 10:00〜17:00(入館は16:30まで)
・会場 名都美術館(下記参照)→休館日等は美術館ホームページへ
・入館料 一般1,000円、大学生700円、中高生500円、小学生以下無料

<からくり実演>
7/13(日)、8/10(日) 「三番叟」、「唐子遊び」
7/27(日) 「三番叟」、「橋弁慶」
1日2回 (1)11:00〜 (2)14:00〜

パンフレット ポスター