愛知県随一の規模を誇る『はんだ山車まつり』がはじまるに至った経緯を描いたドキュメンタリードラマが、再編集と追加撮影を経て、『劇場版 1979
はじまりの物語~はんだ山車まつり誕生秘話~』のタイトルで映画化されました。
2021年11月26日(金)より愛知県と岐阜県の下記映画館にて先行公開です。
5年に1度、市内31輛の山車が勢ぞろいし、全国各地から約55万人が来場する半田市の一大イベント「はんだ山車まつり」。
はじめて開催されたのは、1979年5月のことだった。
当時、半田市内の政治状況は二分されており、対立や論争が日常的に絶えなかった。
それを憂いた半田青年会議所の酒井義弘(38)が、「はんだの心を一つにしたい」と、31輛の山車を勢揃いさせて山車まつりを企画する。
しかしそれは前代未聞の企画であり、開催にあたっての費用集めや、山車の通るルートに信号機や鉄橋あどの物理的障害があるなど、実現に至る道のりは困難を極めた。
さらには反対派による激しい反発もあり、祭り開催の半年前に企画の実現は暗礁に乗り上げてしまう。
そんな中、酒井の強い情熱に絆された仲間たちがあつまり始め___
昭和54年(1979)からはじまり、半田市内10地区より31輛の山車が一同に集結する。
前回2017年の第八回はんだ山車まつりは全国から55万人が来場した。
なお、令和4年(2022)に開催を予定されていた第九回半田山車まつりは、令和5年(2023)10月28日(土)、29日(日)に延期となった。