尾張では多くの山車のからくり人形が春秋のお祭りを盛り上げています。 尾陽木偶師九代玉屋庄兵衛氏が江戸時代から続く、その技を今日まで伝えてきました。 そんなからくり人形と玉屋庄兵衛氏に魅かれて、創作活動を続けてきた二人が展覧会を催します。 老川良一(写真)は「弓曳童子」「文字書き人形」「茶運び人形」などの緻密な製作過程、人形の表情、玉屋庄兵衛氏のものづくりの姿など、牧内則雄(絵画)はからくり人形と山車祭りが作り出す時代絵巻を見せています。