信仰心だけじゃない・・・よそとの対抗心がなければ、御車も祭りも途絶えたかもしれません。
どんな時代に起きた事なのか。そして鳳凰車だけを見据えるのでなく、調べられる範囲で長尾部6輌の歴史を時系列で一覧、 この記念誌完成に至るまでの出来事に、時代背景を重ねました。
6組が共有すべき、興味深い考証となりましょう。
今回の調査で多くの写真が集まりましたが、大半は年代が特定できず、保存状態も決して良くありませんでした。
併せて調査を行った大先輩や古老からの昔ばなしの聴き取りは、今の私たちには初めて聴くことばかり・・・とても新鮮な体験でした。
時代とともに人間もふるさとの風景も、遷り変わって参ります。
「変わらんのはおまつりだけかもしれん。記念誌の本質から外れるかもしれんが、今調べられることは全部集めて一冊にせんと、本当に無くなってしまう。」
そんな、危機感にも似た想いを、調査の途中から感じたのです。
小迎と長尾の、旧き佳き時代に想いを馳せてもらえれば幸いです。 『 記念誌見出しより抜粋』
平成25年10月12日(土) 小迎公民館
・記念誌お披露目・販売
・水引幕下絵展示
・鳳凰車展示
平成25年10月13日(日) 武雄神社
・記念誌お披露目・販売
平成25年10月13日(日) 記念奉祝祭
・ 8:00 小迎公民館出発
・ 9:00 武雄神社曳き込み
・催し物(餅投げ、からくり人形等)
・12:25 武雄神社曳き出し
・小迎区内〜曳廻し
・13:15 小迎公民館着
・巫女舞・からくり人形上演
・14:15 小迎公民館出発
・14:45 鞘蔵入