尾張の山車まつりへ [まよいごと]−[刀は切れるか]

刀は切れるか

 現在メインで使っているパソコンは約2年半になる.いや中身のCPUやマザーボードなど心臓部は昨年の夏に一新したばかりだから、正しくは外側のケースだけ2年半使ってきたというべきか.
このケースはパソコンの動作音がウルサかったので静音設計の電源を奮発して作り替えたのだが、夏が近づき室温が上昇するとともに近頃は騒音をまき散らすようになってきた.
静音マシンから爆音マシンに変身である.始終騒々しいのではなく重い画像処理などパソコンに負荷を与えた時だけだから、我慢出来なくもなかったのだが、部屋のエアコンが壊れた事で事情が変わってきた.

騒音元はCPUファンで、CPUの温度が上昇すると温度センサーでCPUファンの回転数を上げるようになっているのだが、高負荷になると温度が60℃近くなり、ファンも毎分6000回転を超える高回転になる.ギャーとまるで悲鳴をあげているように聞こえるのだ.

パッケージを開けたらその大きさに驚いたが
アルミフィンなので案外軽い.

撮影中に好奇心旺盛なこじろーがこれは
なんじゃ、食えるのか?とやってきた(^_^;)
昨年夏に載せ替えたCPUはペンティアム4の3Gで付属のCPUクーラーを使っていた.元々静かなファンではなかったが、去年はもっと静かだったような気がする.
それで、ケースのサイドパネルを外して「自然対流式冷却」していたのだが、エアコンが壊れているうえに、CPUから私の顔めがけて廃熱が漂ってくるようになっては、こちらの身が持たない.

決断と飯の早さは私の取り柄だからして、いつもの如くパソコンショップのパーツコーナーに立つまではあっという間だ.
CPUクーラー&ファンを交換、そして出来ればケースも新しくしたいと...
ただ、過去にCPUクーラーなるものを買った事がない.一応価格ドットコムなど見て、付け焼き刃の知識は仕入れてきたのだが、あまりに種類が多くて売り場でフリーズしてしまうのだった.

そんなとき目についたのがパッケージに
『刀』と書かれた商品.なんだか和風で切れ味がよさそうである(^。^)
CPUクーラーに切れ味が必要なのか疑問ではあるが、値段も手頃だし、いい加減面倒になってきたのでこの『刀』に決めた.他に勇ましそうな『鎌鉾』とか静かそうな『忍者』などという素晴らしい?ネーミングの商品もあったが(^_^;)

CPUクーラーの選択に時間を取られ、ケースを物色する時間が少なくなってきた.ボヤボヤしてると閉店になってしまう.
ケースは過去の経験から見た目で判断しては失敗する.組んでいく途中、いや完成して使っているときでも何度後悔したことか(^_^;)
で、目にとまったのがマットブラックのボディにメッシュのお顔、メタリックブルーのアクセントがお洒落なケースがいかにも涼しげだった.
って、また見た目で選んでしまった....(^_^;)
電源は付属していないが、フロントとリアに12cmのファンとサイドの排気ダクトがいかにも風通しが良さそうだ.

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