尾張の山車まつりへ [まよいごと]−[仔猫]

仔猫

 ねこである.シロクマの子供ではない.以前から子供が犬を飼いたいと言っていたのだが、犬と相性の悪い私だから、始終目の前をウロウロされたりしたら、心身症にでもなりかねない.
 そんなとき、携帯メールの「小猫いらない?」に喜々として飛びついたのは得意の衝動飼い(^_^;).
写メールの画像を見せたら、子供も犬でなくて猫でもいいと言う.
で、返信「欲しい!」
 このメールだが、何人も経由しているらしい.だから、引き取るための連絡は友達の、友達の、友達の、友達を逆にたどることになる.まるで伝言ゲームのよう(^_^;)
業を煮やして猫の現保有者の番号を聞いて、直接電話したら.........伊勢長島の女子高生だった.
どの友達のところで「おじさん」が「女子高生」に変わったのかは、問わないでおこうか.
 そして、お盆前のある日、湾岸を飛ばしてお輿入れした子猫は、「みゃあ、みゃあ」と名古屋弁で鳴くのであった.

 さて、名前を付けねばならない.私が提案した「庄兵衛」は全員一致で却下されてしまった.残念である.悪い事をしたら「こらっ!庄兵衛」と怒ってやれたのだが.....
かといって、「仁兵衛」も「治助」も「どんてん」もお許しが出なかったのだ.

 お盆休みにホームページの更新やら、整理することが一杯あったのだが、この「こじろー」(小さくて白いからであって、武蔵のライバルではない)がそうはさせてくれない.
 パソコンに向かっていると、足をかじって遊んでくれとせがむ.
モニターの横から突然ニュッと顔を山車出して、ビックリさせてもくれる.
散歩道になっているのか、そのままキーボードをガチャガチャ踏んで平然と立ち去るのだ.
 しかも決まってESCキーを踏んでいくのだから始末が悪い.
ESCキーは未確定文字の取り消しに割り当てられていたり、掲示板の書きかけの投稿も一瞬のうちに消し去ってくれるのだ
 「尾張の山車まつり」存亡のの危機かもしれぬ.(^_^;)

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