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岩倉市〜中本町

 中本町の山車は,文化10年(1813)に書かれた柴田伊和彦文書「年代記」によると,寛永3年(1626)に出来たと記されています.また,同文書によれば文化4年(1807)頃に作り直され、天保2年(1831)、弘化4年(1847)に修理等が行われて現在にいたっています.
 昭和34年伊勢湾台風で被害を受けたため山車は曳かれなくなり,からくりも行われなくなっていました.
からくり人形

水引幕
「雲に鶴」
渡辺清 下絵
中層の幕には「御簾」が,上層の霞幕は「注連縄」です.

  「竹さな」

中本町では,山車の方向転換の際,「竹さな」と呼ばれる敷物を道路に並べます.これに水を掛け,車輪がこの竹さなの上に乗ったとき一気に方向転換します.
「竹さな」とは,割り竹を編んだもので,これを敷くことにより,車軸にかかる負担を軽減します.


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