名古屋市南区本地・星宮祭〜田古屋組

田古屋組には明治35年に金160円で山車を譲り受けた記録が残されています.
この先代の山車は大工森棟九郎によって作られたもので,相生町(名古屋市東区)で曳かれていた山車だといわれます.
当地では「浦島車」と呼ばれていて、戦前までは浦島太郎のか らくり人形が乗っていたそうです.

昭和43年以降曳き出されなくなり老朽化していた山車は解体保存されていましたが、平成4年に自動車の足回りを利用して山車を復活させました.
この山車は残されていた旧山車の屋根や一部部材を使っていましたが、平成12年に地域住民の手により本格的な山車に復元されました.



水引幕
屋根は旧車のものを使用
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