有松祭り〜東町「布袋車」〜からくり人形

10-01-14更新

旧下玉屋町時代から使用されていたからくり人形で、前棚の采振り童子、唐子2体、大将人形の布袋人形の4体からなります.

蓮台廻し唐子が取っ手を廻すと蓮台がせり上がり、文字書き唐子が立ち上がり文字を書きます.
文字板の溝をなぞると、人形が右手に持った筆が動く機構で、数種の文字を書くことが出来ます.

■分類
文字書きからくり
■作者
二代目玉屋庄兵衛?
■制作年
明和5年(1768)?

■大将人形

布袋


文化9年(1812)頭の塗り替え、文政7年(1824)修理の記録があるが
制作年代や作者不明

■采振り童子


天明8年(1788)制作
作者不詳
陣笠を被った童子姿の采振り人形

■文字書き人形

文字書き唐子


明和5年(1768)二代目玉屋庄兵衛作と伝えられます.
文字書き人形は昭和51年(1976)に七代目玉屋庄兵衛により修理.

蓮台廻し唐子

明和5年(1768)二代目玉屋庄兵衛作と伝えられます.

蓮台が下がった状態

蓮台が上がり唐子が立ち上がる






蓮台

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