[三河の山車館]−[碧南市大浜地区] | |
碧南市大浜・中区 |
01/05/20
この碧南市大浜は江戸時代,千石船が出入りした湊町として栄え大浜村と呼ばれていました.ここの稲荷社の祭礼に1台の山車が曳き出されます.同じ碧南市の鶴ヶ崎(東組から譲渡)と同様に,亀崎の田中組神楽車の古車を譲り受けた山車が今に伝えられています. 山車の特徴 |
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山車後部 尾張系の山車では殆ど見られなくなった引き戸が現在も残されています.(他には常滑市・大谷の山車などにも見られます) 現在でも名古屋型や知多型の置台輪の多くは,敷居が残っており,古くはこのように引き戸格子であったようです. |
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上山 4本柱の支持方法も現在の知多型と異なり,天井には昇龍の天井絵. |
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上山絵天井 | ||
前部蹴込みは彫刻ではなく幕で覆われています. |
参考資料 碧南市史・阿久比町史・半田市誌等 |
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