三谷祭〜北区「三蓋傘山車」
現在の山車は大正10年(1921)牛久保(豊川市)の大工花田嘉親により10ヶ月をかけて建造されました. 安政3年(1856)に建造された先代の山車は,翌年浜北市大門に600円で売却され,その後天竜市西鹿島に再度譲渡され現存します. 山車の彫刻は上区の山車と同様,近江醒ヶ井の森丹渓によるものです. 昭和32年素木だった彫刻に彩色が施されました. |
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山車柱は別珍で覆われ,柱の先端に「髭篭(すすきの篭)」と「吹き流し」「三日月」の作り物が取り付けられます.その下部には四方額が付き,「天下泰平」「国土安穏」と書かれています. また特徴的な傘は上から「黄」「青」「赤」でそれぞれ同色の水引幕で囲います. |
欄間彫刻「楠木正成」 「建武の中興」「桜井駅の決別」 「湊川の合戦」「四条畷の戦い」 |
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高欄彫刻 「牡丹と唐獅子」(高欄部) 「金箔菊水の彫」(肘木部) |
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