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三谷祭〜上区「剣山車」  


 昭和10年建造の上区の山車は,三谷の山車では最も大きく,牛久保(現豊川市)の花田嘉親によって造られ,山車彫刻は,近江醒ヶ井の森丹渓の作です.建造以来素木のままでしたが,昭和44年鯱に金箔が貼られ,昭和53年2階部分が漆塗りされています.大幕は平成7年に修理されました.
 通称「ケンケンやま」と呼ばれ,行列の先頭を行くため露払いの意味から山車柱に剣が飾られているそうです.
 
山車幕詳細
山車柱
 山車飾りは,剣と交差する2本の御幣で,柱には吹き流しと国旗がつけられます.四方額は菊と桐紋.
屋根上には鯱が乗ります.


縣魚

「鳳凰」
妻飾

「龍」
欄間彫刻 左側面

「天の岩戸」
欄間彫刻 後面

「草薙の剣」
高欄彫刻(上部)

「昇り龍,降り龍」
高欄彫刻(下部)

「牡丹に唐獅子」


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