[知多の山車館]−[知多市新舞子] | |
知多市・新舞子(旧松原村)白山神社祭礼
新舞子の北のはずれに山車が1台保存されています.旧知多郡松原村の白山神社内にある津島神社の夏祭りに曳き出された西松原の山車で、現在は曳かれる事はなく、境内に据え置かれるのみとなっています. 山車の形態 外輪の車輪にそれを覆う輪懸けがあり,やや小さな前棚がありますが、正面には幕がなく、御簾が飾られています.また、上山は巻藁に提灯を半球状に飾ります. このように、山車全体を漆塗りと金箔で仕上げられた、名古屋型類似の巻藁山車は、知多半島でもここだけに残されており、貴重なものです. 寛政年間と推定される山車ですが、状態が悪く曳く事が出来ないのは残念なことです. |
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小さな前棚があり,前棚と上山はRの付いた高欄で繋がってます. |
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夜になると上山の提灯に灯がともされます. |
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山車彫刻は前面に1対の獅子と,神社名の灯籠に隠れて,よく見えませんが,龍の脇障子があります.いずれも金で彩色されています. | ||
階上の床の中央に丸穴があいています. 巻藁船のように長い柱を立てていたのだろうか. またその周囲には角穴が4つ.これはかつて行われていたという朝祭り用の四本柱の穴だと思われます. |
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