古くから酒・味噌・醤油などの醸造業や海運で栄えた半田は、江戸時代から知多半島の中核となっていました.下半田地区は半田市の中心部にあり、JRや名鉄の主要駅や市役所などが集中しています.
下半田の祭りは当地区の氏神、業葉神社(なりはじんじゃ)と山之神社の祭礼で、歴史は古く元文4年(1739)の古文書には既に山車三輛と記載されています.
現在曳き出される山車は、北組唐子車・中組祝鳩車・東組山王車・南組護王車の4輛で、立川和四郎や彫常などの精緻な彫刻や豪華な刺繍の大幕・水引・追幕で華麗に飾られています.
祭礼は酒や酢の香りの漂う町並み・運河沿い・市街地を曳き廻され、夜になると提灯を灯し三番叟・からくりを奉納し再び夜の町に曳き出されます.
北組・唐子車 |
中組・祝鳩車 |
東組・山王車 |
南組・護王車 |
山車彫刻1 | 山車彫刻1 | 山車彫刻1 | 山車彫刻1 |
山車彫刻2 | 山車彫刻2 | 山車彫刻2 | 山車彫刻2 |
からくり | からくり | ||
天保9年(1838) | 大正3年(1914) | 大正14年(1925) | 明治41年(1908) |
名鉄河和線知多半田駅前 |
業葉神社 |
JR武豊線半田駅前 |