[知多の山車館]−[美浜町小野浦] | |
知多半島の西南部に位置する小野浦は,文化・文政の頃より千石船による廻船業で栄えたところで、江戸時代遠州灘で難破しアメリカに漂着した音吉の出身地でもあります. この小野浦の八幡神社の秋祭りに,かつて2台の山車が曳かれていました. 小野浦の祭り 明治の初め頃までは,村の中央を流れる川を境に東祭礼組と西祭礼組の2台の山車が曳かれていました.明治の中頃になると、日露戦争で若者が少なくなり、東組は打囃子と千石船型の船山車を、西組は子供行列と打囃子を行うこととなりました.支那事変の頃になるとさらに若者が減り山車の曳き廻しも困窮し打囃子だけになって山車祭りは行われなくなりました. 現在は旧暦8月15日に神事のみ行われています. |
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本ページの小野浦の船山車画像は,3月に行われる厄災行事に飾られた時に撮影しました. | |||
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参考資料:美浜町史,野間町史,他 |
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