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河和天神祭〜中組   

 明治36年に乙川南山より購入した山車で,上山棟木に「宝暦五年 横松村奉納大工藤原朝臣 岸幕善兵衛宗次」の墨書があります.
山車の装飾は各部に彩色と金箔が施されており,檀箱の形状・題材など知多型の古い形をとどめた山車です.
昭和35年から北組中組が統合され,祭礼も北組の山車1台のみで行われていましたが,平成元年から再びこの山車も祭礼に参加しております

 平成15年漆塗り替えと彫刻修復が行われました..
彫刻詳細1

水引幕

平成12年夏に山車を調査しました.上記岸幕善兵衛宗次の墨書は見られませんでしたが、前壇裏に明治36年に乙川村南組より買い受けた墨書が残されていました.

これは、何と書いてあるか不明.

「あおぞう(青蔵)」
制作年代作者不明
「三番叟変じて社殿になる」
作者不明 寛政年間?


前壇(修復後)

前壇(修復前)

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