[尾張の山車まつり]−[祭吉の山車祭講座][特集〜武豊山車祭り1]

第53回 特集〜武豊山車祭その1

  本年10月10日武豊町ふれあい山車祭りが行われます。町制を記念して5年ごとに行われる山車祭りで今回が2回目。長尾、冨貴、大足の町内三地区から11輌の山車が勢揃いします。行政主導の山車祭では『はんだ山車まつり』に次ぐ規模です。この山車揃えを前に武豊町の山車について長尾の6輌と冨貴、大足の5輌の山車の各見所を2回に分けて紹介したいと思います。どうぞ、皆さん当日は是非見に行ってください。場所は武豊町立衣浦小学校です。
武豊町ふれあい山車祭りの見所
 半田山車祭では31輌の山車が見られますが、半田は31輌とも凡そ知多型として完成された山車で古い部分は一部の山車(亀崎力神車、下半田唐子車)にしか見られず、それも部分的です。武豊町の山車祭では一般的な知多型山車だけでなく、古式の知多型、また上山に舟を乗せた特殊な山車などが揃い知多型山車の歴史を考える上でも比較対照が容易で大変興味深いです。
彫刻の題材も他地区とは変わった題材も多いですし、他地区から譲られた山車も多く、近年改修が盛んに行われていることも山車の原型から彫刻等の装飾完備に至るまでの経過も興味深く見ることができます。
次回「長尾地区の山車の見所」に続きます.
長  尾  地  区
馬場「長北車」 小迎 「鳳凰車」 市場「神宮車」 下門「八幡車」 上ケ「宮本車」 玉貫「玉神車」

大 足 富  貴  地  区
大足「蛇車」 東大高「知里布車」 市原「懸車」 本若「本若車」 市場「天王丸」

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